2025-10-27 ASRock Industrial、 安全なエッジAIプラットフォームの新局面を切り拓き、工業サイバーセキュリティをリード

（台北／2025年10月27日）工業サイバーセキュリティはスマートインフラの将来的な発展における重要な鍵となります。EUの「サイバーレジリエンス法」（CRA）、「アメリカ国立標準技術研究所」（NIST）および「EU改正ネットワーク及び情報システム指令2.0」（NIS2）などの国際規範の推進に伴い、セキュリティは「オプション」から「標準装備」へと向上し、業界における信頼とレジリエンスの基準を再定義しています。ASRock Industrialは産業変革をリードし、「安全で信頼できるエッジAIコンピューティングプラットフォーム」のリーディングカンパニーとなるべく尽力しています。業界に先駆け、安全なデバイス、安全な展開及び安全な運用・保守という包括的な防御を提供し、国際的なセキュリティ認証の取得、サプライチェーンの透明化の強化及びセキュリティインシデントへの対応能力を通じて、工業サイバーセキュリティの新たなベンチマークを確立し、あらゆるレベルのセキュリティ保護を全面的に維持します。ASRock IndustrialはIEC 62443-4-1とIEC 62443-4-2の認証を業界で初めて取得した産業用コンピューターメーカーの一つです。また、FIDOデバイスオンボーディング（FDO）認証をいち早く取得し、産業用コンピューティング分野における安全かつコンプライアンスに準拠した新たな信頼の指標を打ち立てています。ASRock Industrialにおいて、セキュリティは単なる製品の特徴ではなく、ブランドの核となる本質なのです。

安全なデバイス

ASRock Industrialの安全なデバイスは多層的なデータ保護を提供し、プラットフォームにTPMやセキュアブート（Secure Boot）などの技術を統合。ハードウェア層から起動時の信頼チェーンを構築し、安全なプラットフォームの信頼の基盤を確立します。さらに、仮想化及びI/O隔離のメカニズムを強化し、仮想マシン環境における攻撃対象領域を効果的に縮小し、データセキュリティを確保して、増大する複雑な脅威に対抗します。機密データまたは重要ミッションについては、ASRock Industrialは実行時メモリ及び重要コードの保護を提供し、プログラムが実行中に改ざんまたは侵入されないことを保証します。同時に、AES-NIやSHA拡張を利用して暗号化演算を加速することで、暗号強度の確保とデータプライバシーの保護を実現し、ハードディスクデータの自動暗号化技術と組み合わせることで静的データ保護のレベルを向上させます。これらの多層的な防御が共同で全方位的な防御システムを構築し、ASRock Industrialのエッジプラットフォームが起動時からリアルタイム実行に至るまで、高い安定性、信頼性及びレジリエンスを維持します。

安全な展開

セキュリティ保護はデバイスに留まりません。ASRock Industrialはさらに、フラグシップソリューションであるAi FDOを通じて、安全を導入展開段階まで拡張します。Ai FDOはFIDOアライアンス標準を採用して安全かつゼロタッチの自動展開プロセスを構築。自動化され、検証可能なエンドツーエンドの信頼チェーンを確立し、製造工場から展開現場までの完全なオンボーディング及び設定プロセスを簡素化して保証します。ASRock Industrialのエッジデバイスが起動してネットワークに接続されると、Ai FDOは人の介入なしにオンボーディング登録、自動構成及び安全な展開を実行できます。人為的な設定リスクを効果的に排除し、展開スケジュールを加速させるとともに、すべてのシステムが稼働開始と同時に保護された状態になることを保証します。工場、エネルギー電網、スマートシティにまたがる数千台のデバイス展開に直面しても、Ai FDOは常に安全な展開とスケーラビリティを維持し、安定した稼働を続けます。

安全な運用保守

展開は単なる出発点であり、信頼は運用全体と長期的な保守を通じて貫徹される必要があります。ASRock IndustrialはこのためにAiSafeguardを発表し、運用セキュリティを強化します。運用技術（OT）デバイスに多層防御を導入し、ゼロトラスト（Zero Trust）技術とコンテナ化アーキテクチャを採用することで、周辺デバイスのセキュリティを効果的に管理し、アプリケーションの隔離とリアルタイムのセキュリティ監視を実現します。この戦略はセキュリティガバナンスと防御能力を強化し、増大する複雑な脅威に対する全体的なセキュリティレジリエンスを向上させます。一方、ASRock IndustrialのAiSMAはRedfishオープン標準を産業用コンピューターのリモート管理に先行して導入。帯域外（OOB）管理技術と暗号化強化接続をサポートし、大規模かつ分散型の展開環境においても安全な接続とリモート制御を維持することを保証します。AiSafeguardとAiSMAの二つの軸が連携することで、プラットフォームの全ライフサイクルにわたるレジリエンスの持続と、常時の安全保護を確実なものとします。

認証によるリーダーシップ

ASRock Industrialの工業サイバーセキュリティハードウェアプラットフォームにおけるリーダーシップは、複数の国際的な産業用制御セキュリティ標準認証によって認められています。これにはIEC 62443-4-1とIEC 62443-4-2認証の先行取得及びFIDOデバイスオンボーディング（FDO）認証を業界で初めて取得した企業となったことが含まれます。これらのマイルストーンは、ASRock Industrialが産業用コンピューティング分野における「高い信頼性と標準化されたセキュリティ」を備えた産業の新たなベンチマークとなることを、より確かなものにしています。ASRock IndustrialはIEC 62443-4-1国際認証に準拠し、厳格な「セキュア製品開発ライフサイクル」を核として、設計からサービスに至る各段階で厳格なリスク評価とテストを実施し、製品が新たなサイバー脅威に立ち向かう強固な防御力を備えていることを保証します。

ASRock Industrialの李俊瑩董事長は次のように述べています。「エッジAIはあらゆる産業を変革していますが、セキュリティなしに信頼を確立することはできません。当社はトレンドに追随するだけでなく、そのトレンドをリードすることに尽力しています。ASRock Industrialはセキュリティをエッジコンピューティングプラットフォームのあらゆる側面に導入しており、ハードウェアデバイス、デプロイメント、全ライフサイクルにわたる運用、さらにサプライチェーンの透明性やセキュリティインシデントへの対応能力に至るまで、セキュリティ防御を全面的に実現しています。AI時代において、当社は企業に信頼できる基盤を確立し、お客様が安心してイノベーションを推進し、規模を拡大できるようにします。」

ASRock Industrialは多層的で適切に整備されたセキュリティメカニズムによって、あらゆる産業におけるセキュリティとエッジAIの大規模展開のための新たな標準を確立します。エッジAIプラットフォームに関する詳細については、当社ウェブサイトをご覧いただくか、「製品お問い合わせ」よりご連絡ください。